独居老人とペットの事
どの年代の方もそうですが、犬や猫等ペットとして飼うというよりも家族として一緒に生活しているという感覚でもう自分の生きている中での一部となっている方も多いと思います。
ですがそこは他にも家族がいる、まだ年齢もそこまで高齢ではない、ましてや一人暮らしではないという場合は問題なく、家族として暮らしていても普通の事なのですが・・・・
80歳とか90歳とかになっていてしかも独居老人と言われている方、いつ施設や病院へ入るか分からないという方が飼っている犬や猫にとって、いつまでも一緒に安心で暮らせるかどうかの保証がないまま、毎日送っているという事になります。
他に離れて住む家族や親せきがいてその子達を引き継いでくださるならともかく、独居老人の飼う犬や猫達の行き場所をどうするのか、という事が本当に現実的にも多くなっていて相談も増えてきました。
2018年前までは一件もなかった話ですが・・・この2年間に多頭飼育の問題も含めて飼い主さんが急死した。施設に入る、入院してしまった・・・・という事から残された犬や猫を何とかしてほしいという事が相談件数としても増えてきました。
高齢化社会と、ペット依存、以前から飼っていたが独居であること、等々、社会の大きな変化もそういう所に出てきているという事でしょう。
飼い主さんもペットの方もどちらも気の毒です。ケースワーカーさんも施設の方も困っている様子が良く分かります。
2月1日にメンバーから次のような連絡が来ました。
「今誰か預かりのできるかたはいない…