地域猫とは

「野良猫をいなくするのではなく、いてもよいからトラブルをなくそうというのが地域猫の考え方です」――。「地域猫」発案者の黒澤泰さんはこう説明する。 黒澤泰さんはこの本の著者です。 日本で初めてこの言葉を広めて、飼い主のいない猫との共存を実現しようと頑張ってくださった方です。 弱者を排除せず、同じ命であることを認め、できるだけ手を差し伸べようという考えで本の内容はまとめてあります。 糞尿問題、ごみ箱あさり、発情期の鳴き声や、夜中の喧嘩による声など、好きな人でもおやおやと思うもの、嫌いな人にすればそれはとんでもないことです。だからと言って排除することはどう考えても良くないです。ましてや虐待に相当する行為は犯罪です。 人としてこれをどうしたらよいか、黒澤さんはとても良い解決方法を提案しています。 猫に文句を言う前にどうかこの本を読んで参考にされてください。 不妊化手術、雄雌両方とも成猫またはそれに近い大きな子たちは必ずやること、その後は餌やりさんが 必ず1日に一回でもよいのでやること、けがや体調の悪い子はいないかを様子を見ること、トイレはなるべく目についたら掃除しておくこと等は皆で話し合って当番を決めたり、ボランティアさんたちと話し合ったりして続けてほしいことなどを詳しく書いてあります。 単純に餌やりといってもこれを毎日、となると大変な重労働です。 命をつなぐための事なのですが、入れ物を用意して片付けて、洗って・・・・と様子見もまた大変、今日はちゃんと来てるかな?食…

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餌やり禁止だけでは問題は解決しないという事を一緒に考えましょう(^^)/

全ての猫好きさん、猫が嫌いさんにお伝えします。 活動を始めて15年、餌やり禁止の張り紙や看板はいつもどこかに有ります。 この15年その事で奔走しましたが一向に変わらないので逆の発想、「餌はあげて下さい」と言う方向でチラシを作りました。 また、でたらめな餌やりはしないようにというルール違反も指摘しながら、「正しいエサやりの仕方」のチラシも同時に作りました。 みなさんもすでにご存知のTNR・TNTAの普及にもここ数年は特に力を入れてきました。 啓発用のチラシと共にエコバッグも作って捕獲や保護をする方に差し上げたり、ネットショップの方でも販売したりとしています。 それでも市民の相談は猫嫌いさんからの苦情よりも「餌をやるな、猫はどこかへ行く」と言う行政からの指導とそれと同じようなご近所からの「餌やり絶対禁止」と言うモラハラ的な事のお困り相談がほぼ100%です。私たちがボランティア団体なので安心して言ってくるのでしょうが、特に影響力のあるNPOとか権限のある団体ではないですので、お話を伺ってできるだけ解決できるようにアドバイスするにとどまっています。 しかし、市民の皆さんがどれだけその事で心を痛めているのか、これは地元だけでなく全国的な事なのではないかと考えられます。ツイッターでも多くの似たようなつぶやきを見かける事が有ります。 今回の記事ではこの問題をまとめてみようと思います。 実はあまりにも多い相談なので印象的な方を選んで4名ほどにこの問題についてお聞きし、一つの意見と…

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抗議してくださいm(_ _)m

ボランティア仲間の方からメールが来ました。 拡散・抗議してください、お願いします。 島根大学医学部に通う学生たちから、「ウシガエルを使った生理学実習において、カ > エルの扱いが酷いといった問題があった」との通報が入り、JAVAは島根大学に対し > て、「問題のあった実習についての徹底調査」と「動物実験の廃止」などを求める要 > 望書を、5月29日付けで送りました。 > > ぜひ、皆さまから動物を使用しない教育方法に切り替えるよう、島根大学に声を届け > てください。 > > --------------------------------------------------------------- > <学生たちからの通報> > ・問題の実習は、2012年6月に行われた医学部医学科3年の生理学実習。 > ・「視覚中枢のニューロン応答」を調べる実験で、ウシガエルを開頭して、脳に電極 > を刺し、様々な刺激を与え観察、考察するという授業内容だった。 > ・ウシガエルの麻酔、固定、開頭といったセッティングは教員が行った。 > ・ウシガエルに施した麻酔がうまく効かず、カエルがバタバタと暴れ続けた。 > ・教員は麻酔の調整は行わず、暴れるウシガエルの頭骨に無理やりドリルで穴を開け > ていったので、カエルがかわいそうだった。 > ・さらにこの教員…

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