地域猫とは
「野良猫をいなくするのではなく、いてもよいからトラブルをなくそうというのが地域猫の考え方です」――。「地域猫」発案者の黒澤泰さんはこう説明する。
黒澤泰さんはこの本の著者です。
日本で初めてこの言葉を広めて、飼い主のいない猫との共存を実現しようと頑張ってくださった方です。
弱者を排除せず、同じ命であることを認め、できるだけ手を差し伸べようという考えで本の内容はまとめてあります。
糞尿問題、ごみ箱あさり、発情期の鳴き声や、夜中の喧嘩による声など、好きな人でもおやおやと思うもの、嫌いな人にすればそれはとんでもないことです。だからと言って排除することはどう考えても良くないです。ましてや虐待に相当する行為は犯罪です。
人としてこれをどうしたらよいか、黒澤さんはとても良い解決方法を提案しています。
猫に文句を言う前にどうかこの本を読んで参考にされてください。
不妊化手術、雄雌両方とも成猫またはそれに近い大きな子たちは必ずやること、その後は餌やりさんが
必ず1日に一回でもよいのでやること、けがや体調の悪い子はいないかを様子を見ること、トイレはなるべく目についたら掃除しておくこと等は皆で話し合って当番を決めたり、ボランティアさんたちと話し合ったりして続けてほしいことなどを詳しく書いてあります。
単純に餌やりといってもこれを毎日、となると大変な重労働です。
命をつなぐための事なのですが、入れ物を用意して片付けて、洗って・・・・と様子見もまた大変、今日はちゃんと来てるかな?食…