迷子になった猫たちの事で思う事
このところ、脱走したり、外に出していて戻ってこない、家の中と外を行ったり来たりさせてそのまま帰らないという事で猫の迷子情報や捜索の依頼が増えています。
私達ボランティアは保健所も動物病院も決してそういう飼い方を良いとはしていません。
昔から猫は外を行き来して夜になれば家に帰ってくるものだと思い込んでいる方の多くは古い考えのまま飼っていると言う事が多いです。
猫にねずみを取らせるために飼っているという農家の飼い方をそのまま今も行っていたり、猫は家には住みつかないものだから外に居た方が幸せだという思い込み、それこそが家族であるはずの飼い猫を迷子にさせてしまっているという事ではないでしょうか?
一旦外の生活に慣れてしまった子は夜帰ってきて朝出すという習慣にすっかり当たり前のようになってしまい、一日中家に入れて置くのは難しくなります。
ケージに入れて仕事に出たり外出する飼い主さんはそれでも良いかもしれませんが家の中で鳴きっぱなし、ご近所から苦情が来たら困る、うるさくて仕方ないから困ると結局は外に出してしまいます。そうなるともう猫だって外に出たがるしご飯とねぐらだけは家の中という認識でずっと暮らしていくことになります。
確かに、そうやってうまく15年とか20年以上暮らしている子もいますが、先日連れ去られたという方の話を聞いてびっくりしました。
今迄も何度も言ってきましたが
いちばん大変なのは交通事故です。
家の中にいた猫は車の怖さを知りません、あっという間にひかれてしまうケ…